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リカバリー奮闘 [PC設定など]

この記事は、結構長く、解決に至るまでの道のりが失敗策も含めて記述してあり、
早く解決したい方にとっては不要かもしれない情報もあるため、概要をまず目次的に列挙します。

結論から言いますと、対応その2の後半が成功しました。
「自分のファイルを救出し、レストアパーティション内のデータを使ってリカバリディスクを自作する」というものです。
少しでも皆さんの助けになれば。検討を祈ります。

<問題の発生>
全ては確認不足からでした

<対応その1:パーティション修復ソフト使用>→結局上手くいかなかった
パーティション領域を修復するソフトである「testdisk」を試す
WinPe-tch Directの使用
WinPeはUEFIではなく、BIOSで起動
testdiskでプライマリパーティションとして再登録→パーティションが非表示のまま
MBR固定のディスクにしか属性変更attributesは適用不能
ファイル救出→リカバリーディスク自作戦略に切り替えた。

<対応その2:生き残ったリカバリー領域からリカバリーディスクを自作する>→これが上手くいきました
WinPEにパーティション操作ツールを組み込む
WindowsREとNEC-RESTOREの2領域をHDDにコピー
自分のファイルを救出
mkrcvcd.exe使い、コピーしたNEC-RESTOREパーティションを使ってリカバリディスクの作成を試みる→失敗

PC のリカバリー機能を実行するためのメディアを作る
この2つのwimを含んだ内容でWinPEをブートできるメディアを作る
1ファイル最大4GB制限
Windows イメージ (.swm) ファイルを複数の DVD にまたがるように分割する
PCの初期化。
起動がUEFIではなく、Legacyになっていたので、Optimal Settingに設定
UEFI起動に設定してから、回復USBで起動が必要

<奮闘後雑感>
修羅場を経て、心落ち着いた後で振り返ると、解決までの最短ルートが自然と見えているものですね。という情報。

では本文どうぞ。


<問題の発生>

「どうせ入れるなら64ギガのSDがいいよね」

事の発端は、64GBのmicroSDカードをスマホで使用するため、フォーマット用のツールを使ったことだった。さらに言うなら、64GBのmicroSDをアマゾンでぽちっとしたところからかもしれない。

64GBのSDカードはFAT32形式でフォーマットし直さないと、私のAndroidでは全容量が認識されない。そしてWindows標準のフォーマットでは64GBのSDはFAT32ではフォーマットできない。
ということから、フォーマット用のフリーソフトを使うことにした。
事故はそこで起きた。確認を怠り、SDカードではなくPC(Lavie Z 750/N)のパーティション情報を削除してしまった。

たったワンクリック。確認メッセージも出ない無骨なツールだったが、冷徹にパーティションは解放された。

「ディスクの管理」で現在のドライブの状態を見てみると、まだすべてのパーティションがそのまま表示され、OSはそのまま動き続けた。悪い予感はしまくっていたが、怖いもの見たさか、リロードをしたところ、エラーを検出し、強制的に再起動した。

このとき、何かしら内部でエラー修正の動き(ブルースクリーン的な画面上で~~%と、進行中の様子)が見えた。やばいよ、これ。

その後、起動するとBIOS(UEFI)になってしまい、Windowsが立ち上がらなくなってしまった。

OSはWindows8.1。8をバージョンアップして使っていた。
リカバリディスク、USBの類は、作っていなかった。おーぅ。



<対応その1:パーティション修復ソフト使用>

OSが無くなってしまったようなものなので、外部からUSBメモリを使用してブートし、ディスクのブート領域やパーティション領域を修復するソフトである「testdisk」により修復を試みた。

まずはブートできるUSBの作成。もちろんPCはすでにOSが立ち上がらず使い物にならないため、
別PC(今回はWin7 64bitのノートPCを使用)での作業となる。

testdiskをUSBブートで利用するため、WindowsPEのインストーラソフトである、
WinPe-tch Directを使用した。
リンク:http://kiki2.suppa.jp/pe_winpetch.htm

WinPe-tch Directを起動し、
「USBブートの前に→→」のボタンを押し、説明どおりにUSBメモリを初期化する。
コマンドプロンプトから起動するWindows標準?アプリケーションであるDISKPARTを使った方法が説明されている。
USBメモリ初期化の後はassignコマンドで、ドライブレターを自動的に割り当てさせた。

なお、このDISKPARTもうっかり操作を誤ると、問答無用、あっちゅうまにドライブが解放されてしまう危険がある。コマンドラインアプリの職人気質は半端じゃない。

パーティションを一度吹っ飛ばし、起動しなくなった直後の作業なので、動揺を隠せないながらも慎重に進めた。

再びWinPe-tchに戻り、Windows AIK 3.0/3.1を自動DLし、
・USBに書き込む設定(ブートセクタまで全て)にする
・USBドライブレターを入力

この設定で、WinPEを作成する を押した。

しばらく後、作成完了。USBを修復対象PCに挿し、起動。

起動失敗。えーー。

詳細はよく知らないが、Windows8はブートの際にこれまでのようなBIOSではなく、UEFIを使っている模様。
ユーザーからしてみればどちらも似たような画面での設定なのだが。

UEFI画面で、起動方法をUEFI→Legacyに変更し、Boot DeviceをUSBに設定した。

今度は起動した!

WinPEのGUIが起動するので、画面上に開いているLauncher PEウィンドウから、
一番上のComputerを選択。エクスプローラ的ソフト(Q-Dir)が開く。
WinPE-tchで作成したブータブルUSBメモリ中には、ショートカットで既にtestdiskがあるので、起動。

testdiskを、SSDディスク選択、UEFIシステム、として選択した。

参考にしたページ:
「TestDisk」の使い方
http://pctrouble.lessismore.cc/software/testdisk.html

Quickサーチでは何も見つからなかった。DeeperSearchに(自動的に?)移行。
すると、WindowsRE、SYSTEM、Windows8、NEC-RESTOREの4つの名前つきパーティションと、
名無しパーティションが2つ見つかった。

名無しはPを押してのファイル確認もできず、領域も他のパーティションに重なっていることから、重要性は高くないだろう。
よって、名前つき4つをプライマリパーティションとして再登録することにした。

再登録し、起動してみたが、UEFIメニューになってしまい、進まない。
testdiskでパーティションを見ると、Windows8のパーティションのみが非表示になっていた。
testdiskのattributes コマンドでhidden属性を解除しようとするが、MBR固定のディスクにしか適用不能とのエラー。GPTでのパーティションには対応していないか?

再びUSBブートし、Windows8のパーティションにドライブレターを割り当てると、すぐさまWinPEのエクスプローラ上でファイルが確認できた。
Windows8のパーティションと中身、WindowsRE(リカバー用Windows)、NEC-RESTORE(リカバリーデータ)が恐らく無傷で残っていた。

GPTの復活に関する情報が少なく、らちが開かないと感じており、また、重要なデータの生存も確認できたため、重要データの救出後にリカバリーディスク(USB)を作成し、リカバーする戦略に切り替えた。



<対応その2:生き残ったリカバリー領域からリカバリーディスクを自作する>

あらかじめリカバリーディスクを作成していなかったため、WindowsREとNEC-RESTOREの2領域をUSB HDDにコピーし、リカバリー作成プログラムを用いて強引にリカバリーディスクの作成を試みることにした。

まずは上記2領域をUSB HDDにパーティションとしてセクタそのままコピー。
そのためにはWinPEの中にパーティション操作ツールを組み込む必要があった。
WinPE-tch Directではパーティション操作ツールがインストールできなかった(できるとは書いてあったが、私ができなかった)ため、AOMEI PE Builderを使用した。これは標準でパーティション操作ツールも含めたブータブルWinPEをUSBに作成できるようだ。

AOMEIでWinPEを作成し、ファイルも救出した。
まず恐れていた、データ喪失の危機は回避。

ファイル救出は、WinPEのコマンドプロンプト上で、xcopyにより実施。
xcopy [source] [dest] /c /e /r /h /k
で、隠し、サブフォルダすべてコピー可能。
300GB程度の容量のコピーで、数時間かかった。
(結局、外付け500GBのUSB HDDを用い、SSD中のWindows8パーティションをセクタコピーした)

データファイルをコピーした上で、元のPCに入っていたmkrcvcd.exeをWin7のノートPCで起動させ、NEC-RESTOREパーティションを使ってリカバリディスクを作成できるかトライしたが、どうやらリカバリ領域を認識できない模様。

Win7のノートPCのパーティションを変更し、パーティションごと移動して試してみるが、だめ。
以下エラーログ:
(A:\) RestoreImage:Disk 0 , Last Partition
再セットアップディスク作成に必要な「再セットアップ領域」(NEC Recovery System) が見つからないため、ソフトウェアを実行できません。
RestoreTools NotFound

のようだ。Aドライブを参照しているあたり、Windowsが立ち上がっている状態では厳しいか。

ここで、TechNet記事:PC のリカバリー機能を実行するためのメディアを作る
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh824894.aspx
を見つけ、Win7PC上でその通りに試した。
・WindowsADKをダウンロードし、インストール
・管理者権限にて「展開およびイメージングツール環境」を実行。コマンドプロンプトのような見た目
・参照サイトどおりに実行。要は、install.wimをマウントし、そこからwinre.wimをコピーし、この2つのwimを含んだ内容でWinPEをブートできるメディアを作るということ。
・install.wimはNEC-RESTOREの中で発見した。
・途中、アンマウントの部分に誤植があるため、注意すべし

ブータブルUSBにするため、16GBのUSBディスクを使用したが、恐らく容量不足で作成途中でエラー。14GBあるinstall.wimがコピーできなかった。

しかし、USBはブータブルに仕上がっており、元のPCを起動させ、回復メニュー(Windows8ライクな見た目)を出すことができた。

ダメもとでPCのリフレッシュおよび初期化を試したが、それぞれ、ハードディスクがロックされている(ドライブの暗号化をかけた記憶が・・・ある)、初期化のデバイスが見つからない、でやはりだめ。
やはりinstall.wimが要るのか・・・?

ブータブルUSBの代わりにDVDを作成するためのISOファイル作成は成功したので、明日DVD-R4枚と32GBのUSBを用意して再チャレンジすることに。

DVD-Rを携えて試したが、isoファイルが15GBと大きく、焼けなかった。
単純に分割しただけではダメそうなので、DVDはペンディング。

USBメモリでの起動を考えたが、32GBUSBがそこらのコンビニでは手に入らなかったため、手持ちの32GBSDカードを活用することにした。

SDカードリーダを購入し、
「展開およびイメージングツール環境」にてMakewinpemediaを使い起動ディスク作成。
しかしやはり作成エラーが起きた。あれ。

USBメモリ同様、SDカードリーダ経由でUSBブートできるか試したところ、ブート可能であった。
作成エラーになっても、ブータブルにはなっており、基本的なシステムは移植されてそう。

この方法で回復メディアを作成するとき、どうもブータブルに設定したメディアの中に、必要ファイルを丸ごとコピーしているだけのようだ。

そこでUSBの中に生成されるsourcesフォルダ内に不足ファイルであるinstall.wim他ファイル数個をコピーしようとした。

ところが、コピーできない。
まずかったのは容量ではなく、ファイルシステムがFAT32であるため、1ファイル最大4GB制限に引っかかっていたことが判明。(install.wim:約14GB)
なんと、そんなところに潜んでたか・・・。

なんとかinstall.wimを認識させる方法はないものか。
容量的には問題ないので、SDカードのパーティションを分けてNEC-RESTOREをパーティションコピーし、ブートしてみた。しかし、初期化失敗。

詰んできた感が沸き上がってきたが、ここで救世主発見。

TechNet記事:PC のリカバリーの概要
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/jj126997.aspx
のサイト中、>PCを初期状態に戻す>回復イメージファイルの使用 を見ると、
回復ファイルとして使用可能なファイルの中に、

・install.swm から始まり、以降 install2.swm、install3.swm と続く、一連の分割 Windows イメージ ファイル。各ファイルは 4 GB 未満とし、同じフォルダーに格納する必要があります。「Windows イメージ (.swm) ファイルを複数の DVD にまたがるように分割する」をご覧ください。

とあるのを発見。install.wimは分割可能のようだ。

TechNet記事:Windows イメージ (.swm) ファイルを複数の DVD にまたがるように分割する
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hh825096.aspx
を調べると、.wimの分割方法が記載されていた。
「展開およびイメージングツール環境」のDism /split-imageで試した。ファイルサイズは3500(MB)を指定し、それ以外はサイトの通りとした。
あっさり分割完了。

試しに分割ファイルの最初の1ファイルだけ(install.swm)をブータブルUSBメモリ(16GB)のsourcesフォルダにコピーし、起動してみると、初期化でこれまでエラーで進めなかったところ以上に進んだ。認識されたらしい。

そこでSDカードのsourcesフォルダへswmファイルすべて(install~install5)をコピーし、初期化にトライ。

うまく初期化機能が使えた。
パーティションをそのまま使用する、という機能は、相変わらずエラーとなった。
しかし、パーティションを最初からやりなおし→完全に消去(フォーマットしなおし)、という選択肢は動作し、先へ進めた。
「PCを初期状態に戻しています(~%)」が表示された。

途中(70%程度だったように記憶)で再起動がかかり、また同じ回復機能の画面となってしまった。
USBを抜いて再起動してみたが、ブートシステムが見つからず、起動しなかった。

再度PCの初期化。今度はフォーマットしなおしではなく、時間が短いファイルの消去のみを選択。
同様にPCを初期化しています~の表示。
今度は100%まで進み、再起動した。
しかし、またもや回復機能画面。USB抜いて試すも起動せず。

目前まで来て!!

UEFIの設定が直っていないかもしれないと、F2連打で起動した。
案の定、起動がUEFIではなく、Legacyになっていたので、ブートデバイス含め、一気にOptimal Settingに戻した。
そのままUEFIメニュー内にあるHDD Recoveryを試してみたが、Not Found。初期化されていないのか?

UEFI設定を直した後、もう一度USBをつないで再起動すると、画面の解像度が細かくなった状態で回復画面に突入した。

そこで、再度初期化。ファイル消去のみ、を選択。
100%まで進み、自動的に再起動した。
その後、無事HDDからWindows8が起動し、初期設定に進めた。

UEFI起動に設定してから、回復USBで起動しないといけなかったようだ。

なんにせよ、


あーーーーー、良かった。



2015年5月12日



<奮闘後雑感>

起動までのプロセスについてまとまった知識を持ち合わせない状況でいきなり訪れた過酷な試練。
そのくせNECにリカバリーメディアを注文すると取られる1万円と敗北感は嫌というプライド(笑)で頑張った。
回り道もしまくったが、もしかするとどこかで役に立つ知恵として体得できたのかもしれない。

ま、今調べると今回のようにGPTのブートがおかしくなったときに修復してくれるツールがフリーであったりする。
https://www.paragon-software.com/home/rk-free/
考えたくないが、次におかしくなった時は試してみるか。


なお、USBをブータブルにするためには、
USBをdiskpartでselect volume→clean→create partition primary→format→assign→activeし、
WindowsADKの中に含まれるbootsect.exeを管理者権限で起動したコマンドプロンプト内で

bootsect /nt60 D:[USBドライブを示す]

とし、ブート情報を書き込み、ルートフォルダに上記
TechNet記事:PC のリカバリー機能を実行するためのメディアを作る
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh824894.aspx
においてresetmedia_amd64を作成する際にできた、
bootmgr
bootmgr.efi
sourcesフォルダ(boot.wimを含む)
bootフォルダおよびその中にあるファイル
があれば十分のようだ。
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コメント 2

NO NAME

同じような状態から、このページを参考にしてリカバリに成功しました!情報、ありがとうございます。
by NO NAME (2016-01-31 16:53) 

USBメモリ復元

参考になりました。
ありがとうございます。
by USBメモリ復元 (2017-04-28 16:20) 

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